重粒子線がん治療とは
-
01
- 切らずに、痛みもなく、
高齢者にもやさしい治療です。
- 切らずに、痛みもなく、
-
02
- がん病巣にのみ、大きなエネルギーを与えることができるため、
正常組織への副作用が抑えられ、難治性のがんにも効果が期待できます。
- がん病巣にのみ、大きなエネルギーを与えることができるため、
-
03
- 重粒子線は従来の放射線治療に比べて、治療回数・日数が少なくすみ、
日常生活を続けながら外来での治療が可能です。
- 重粒子線は従来の放射線治療に比べて、治療回数・日数が少なくすみ、
重粒子線治療適応となる
共通の条件
重粒子線治療は体に負担が少ない低侵襲な治療のため、高齢者、体力に不安のある方、持病のある方でも治療の対象となります。しかし、全ての病状に対して行える治療法ではありません。
重粒子線治療の適応となる共通の条件として、以下の項目を満たすことが必要であることをご理解ください。
- 病巣(がん)が限局し、同時に遠隔転移していないこと
- 治療対象部位が消化管に近接していないこと
- 30分間程度安静な状態で横になっていられること
- 全身状態が良好であること
(パフォーマンス・ステータスが0-2 ※骨軟部腫瘍は0-3) - 照射予定領域に活動性で難治性の感染症を有しないこと
- がんの告知を受け、重粒子線治療を自らの意思で希望していること
なお重粒子線治療の適応は、専門医による総合的な判断を必要とします。受診後の検討(キャンサーボード)の結果、重粒子線治療の適応とならない場合もあります。